温度履歴の測定方法について

subpage1

温度履歴とは、ある場所や物の温度が時間の経過に従ってどのように変化したのか、その推移を表したものです。



この履歴を計測するためには、温度を計測することができる温度センサーと、その計測値を記録できる記録器が必要となります。一般的には、温度センサーには熱電対や測温抵抗体と呼ばれる素子を使用したものが用いられます。

満足度の高い保冷剤の詳細情報を掲載しています。

熱電対とは2種類の異なる金属を接合した素子で、温度が変化するとゼーベック効果と呼ばれる物理現象により起電力が発生します。

ゼーベック効果とは、2種類の金属の間に温度差が発生すると、その金属間に電圧が発生し、電流が流れる現象のことです。

この現象を利用すると、金属間に発生した電圧を計測することで、その金属間の温度差を知ることができます。
一方の測温抵抗体は、温度によって金属の電気抵抗が変化する性質を用いたものであり、センサーに電圧をかけ、その際の電流値を測定することで、抵抗値が求められますから、センサーに使用している金属の温度を求めることができます。

マイナビニュースの情報を調べてみましょう。

なお、熱電対の制度は1.5℃から2.5℃程度ですが、測温抵抗体の制度は0.1℃から0.6℃程度であり、測温抵抗体の方がより精密に温度を計測することができます。


温度センサーはこのようにして測りたい場所や物の温度を計測することができ、対象の温度が変化すればそれに合わせて時々刻々変化する温度を計測し続けることができます。


しかし、それだけでは温度履歴を得ることができません。

時間的にどのように対象の温度が変化したのかを記録する記録器が必要です。記録器には、温度センサーの計測した値を記録する方式でアナログ方式やデジタル方式がありますし、温度センサーとの通信も有線と無線の各方式があります。この両者がそろうことで、計測対象の温度の時間変化即ち温度履歴を求めることができます。